本文
たくさんの人が行き来する駅で、大きなかばんを持った海外からの旅行者を見かけた。ガイドブックを片手に、とても不安そうな様子を見て、思わず「何かお困りですか。」と①英語で声をかけた。「京都へ行くホームには、どう行ったらいいの?」「ああ、それなら八番ホームかな」と言いながら、「大丈夫だろうか。知らない国で、日本語も出来ない。ここは人が多いし、道に迷ってしまうかもしれない。途中まで案内してあげよう。」そう思って、②「では、私について来てください。」と言った。このくらいの英語はなんとか分かる。困ったとき、親切にしてもらうのはうれしい。
私にもそんな経験がある。イタリアの田舎で道に迷い、バスもタクシーも見つからなかったとき、言葉も分からない私に親切にしてくれたおばあさんが懐かしい。あのおばあさんにしてもらったように、少しは私もいいことができたかなと考えながら、③いい気分で家へ帰ってきた。
問題
問 31①「英語で声をかけた」が、何のために声をかけたのか。
問 32②「では、私について来てください。」といったのはどうしてですか。
問 33③「いい気分で家へ帰ってきた」とあるが、どうしていい気分だったのか。