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長文N3

50才からの挑戦

本文

昔は人生50年と言われましたが、現在では、その後約30年の人生があるのが当たり前になりました。人は、生きる目標が必要な動物です。目的もなく、だらだらと(注1)生活することはとてもつまらないものです。 若いときなら、何かを始める場合に特別な大きい障害(注2)はありません。体も動くし、頭も柔らかいです。新しいことをどんどん吸収できます。スポーツでも勉強でも、やる気になったものをある程度の形にするのは比較的簡単でしょう。しかし、50才を過ぎると、体も硬くなり、物覚えも(注3)悪くなります。若い時のように何にでも挑戦できる(注4)という状態ではなくなってしまうのは、事実なのです。 けれども、つぎのように考えてみてはどうでしょうか。若いときなら5年でマスターできることを、その倍の時間がかかったとしても10年。それでも残りの人生はまだ20年あるのです。そう考えれば、50才から始めても決して遅くはありません。もう年だからと、あきらめず、常に新しいこと、やりたいことに挑戦し続けることは大変です。これは、人生80年という時代のひとつの生き方だと思います。 (注1)だらだらと:無意味に怠けて時を過ごすこと (注2)障害:身体器官に何かのさわりがあって機能を果たさないこと (注3)物覚え:物事を覚えること (注4)挑戦する:戦いを挑むこと

問題

28「人生50年」というのはどういう意味か。

29「そう考えれば」とはどういう意味か。

30「ひとつの生き方」はどういう生き方か。