本文
本を読むという行為は、人間が成長しその知的能力を向上させるうえで不可欠なものと考えられてきました。しかし最近では、情報の収集はインターネットなどに取って代わられつつあります。(中略)1980年代半ば以降、書店の棚には情報の収集を目的とした本や、映像文化の書籍化など寿命の短い本が目立つようになりました。家庭からも書斎が消え、本棚も姿を消していきました。(中略)かつては当たり前と思われてきた活字文化が衰退したあとの状況について、私たちは十分な洞察力をもっているとは言い難いのです。
問題
問 53①私たちの世代といわれるが、筆者の世代にとっては読書とはどのようなものだったか。
問 54②「時代の流れ」とは、読書においてどのような変化をもたらしたか。
問 551980年代半ば以降の状況について、筆者はどのように述べているか。