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長文N1

子どもとテレビ (A・B)

本文

A

乳幼児からのメディア漬けの生活は、外遊びの機会を奪い、人とのかかわり体験の不足を招きます。実際、運動不足などの身体的な問題だけでなく、特に言語機能や攻撃性など脳の発達にも悪影響を与えることが、様々な研究で示されています。

このようなメディアの影響は、ごく一部の影響を受けやすい個々の子供の問題としてではなく、メディアが子供全体に及ぼす影響の重大さについて、警鐘をならすものだととらえています。今こそ、子どものメディア環境を見直し、保護者・地域・社会全体で取り組む課題として考えていただきたいと思います。

B

お母さんたちは進んでテレビをみせているのではなく、地域に出ても同世代の子供がいない、昔と比べてずっと自然が少なくなった、という問題もあるのだと思います。

生活の中からテレビを排除するだけではなく、一日に六時間も七時間も子どもにテレビを見せてしまう背景に何があるのかを考えなければ、問題の根本的な解決にはならないのではないでしょうか。
単語よみがな意味品詞
乳幼児
にゅうようじ
infant, baby名詞
攻撃性
こうげきせい
aggressiveness名詞
警鐘
けいしょう
alarm bell, warning名詞
排除
はいじょ
exclusion, elimination名詞
根本的
こんぽんてき
fundamental, radical形容詞

問題

63子どもにテレビを長時間見せることについて、AとBの観点はどのようなものか。

64子どもとテレビの関係について、AとBはどのように述べているか。