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子どもの遊び環境

本文

とかく私たち大人は、自分たちの子ども時代の遊びはよくて、今の子どもの遊びは好ましくないと考えがちです。(中略) 今はゲームで昔はよかったというような感覚をもって、今の子どもの遊びについて考えると、①とりでもないことになります。子どもたちが嬉々として遊んでいるものを取り上げて、今の時代にはもうしくない遊びを、無理に押し付けることになってしまいます。そうなると遊びが遊びでなくなってしまいかねません。 また、私たちが考える好ましい遊び環境となると、なぜかとして整理された空間になりがちです。たとえば画一化された公園を見ると、機能を重視したロッカーを連想させてしまいます。限られたスペースで、しかも安全性や管理の問題を考えればそうなってしまうのかもしれませんが、それでは子どもが遊びたいと思わなくなるのです。 子どもたちの遊び空間には、もしかしたら不自由さや不便さ、大人がダメだと思えるようなものも必要かもしれません。配慮の行き届きすぎた場所は、遊園地という商業施設は別として、子どもたちが自由に遊べる環境としては好ましくないのではないでしょうか。 子どもたちの遊び環境について考えるときに大切なのは、私たち大人の側にあるそのような先入観です。自分は子どもの頃こんな遊びをした。今の子供はそれをしていない。だから今の子どもは遊んでいない。こんな単純な考え方では、決して子どものためになる遊び環境など考えることはできません。 (注)嬉々として:喜んで

問題

49①とりでもないことになりますとあるが、どうなるのか。

50筆者が言いたいことは何か。