本文
科学とは、知れば知るほどわからないことが増えてくるものである。「自分は何も知らない」と思い知らされるのが科学者の日常と言える。つまり、科学者は研究を極めれば極めるほど謙虚になる。自分の無知さを知って謙虚にならざるを得ないのだ。この観点から言えば、知ったかぶりをする科学者はもはや研究をやめてしまっており、それまでに得た知識を誇っているに過ぎないということができる。もはや過去の人であり、その知識は時代遅れになっている可能性が高いのだ。
| 単語 | よみがな | 意味 | 品詞 |
|---|---|---|---|
| 謙虚 | けんきょ | humility, modesty | 形容詞 |
| 無知 | むち | ignorance, not knowing | 名詞 |
| 知ったかぶり | しったかぶり | pretending to know, know-it-all | 名詞 |
| 時代遅れ | じだいおくれ | out of date, behind the times | 名詞 |
| 極める | きわめる | to master, to pursue to the extreme | 動詞 |
| 誇る | ほこる | to boast, to be proud of | 動詞 |
| ざるを得ない | ざるをえない | cannot help but, have no choice but | 表現 |
問題
問 48筆者の考えに合うのはどれか。