本文
よほどの変人か仙人(注1)のような人でなければ、人は世の中と無関係には生きられない。
しかも、その世の中というものは固定されたものではなく、ものすごい速さで変わっていて、それにいちいち適応していくのには、体力も技術も精神力も要る。
そんな化け物(注2)のような世の中から自分を守るために、一人きりで孤高の城に籠城すれば(注3)、やがて孤独に自滅する。その矛盾をどうしていったらいいのだろう。
(山本文緒『結婚願望』による)
(注1)仙人:世の中と離れて生きる特のような人
(注2)化け物:怪物
(注3)孤高の城に籠城する:ここでは、外部との接触を一切持たずに自分の殻に閉じこもる
しかも、その世の中というものは固定されたものではなく、ものすごい速さで変わっていて、それにいちいち適応していくのには、体力も技術も精神力も要る。
そんな化け物(注2)のような世の中から自分を守るために、一人きりで孤高の城に籠城すれば(注3)、やがて孤独に自滅する。その矛盾をどうしていったらいいのだろう。
(山本文緒『結婚願望』による)
(注1)仙人:世の中と離れて生きる特のような人
(注2)化け物:怪物
(注3)孤高の城に籠城する:ここでは、外部との接触を一切持たずに自分の殻に閉じこもる
| 単語 | よみがな | 意味 | 品詞 |
|---|---|---|---|
| 孤高 | ここう | solitary greatness | 名詞 |
| 籠城 | ろうじょう | shut oneself in, siege | 名詞 |
| 自滅 | じめつ | self-destruction | 名詞 |
問題
問 49この文章で筆者が述べていることは何か。